寒い日が続き、子どもの風邪やインフルエンザ、胃腸風邪といった冬に流行しやすい病気が気になりますね。
離乳食を少しずつ進めているときに、体調を崩してしまった場合、食欲がなかったりあまりたくさん食べられなかったりと、悩むことが多いと思います。
今回は離乳食アドバイザーの上西さんに、風邪や体調不良のときの離乳食の進めかたと、免疫力を高めるおすすめレシピについて教えてもらいます。
2024.02.21
寒い日が続き、子どもの風邪やインフルエンザ、胃腸風邪といった冬に流行しやすい病気が気になりますね。
離乳食を少しずつ進めているときに、体調を崩してしまった場合、食欲がなかったりあまりたくさん食べられなかったりと、悩むことが多いと思います。
今回は離乳食アドバイザーの上西さんに、風邪や体調不良のときの離乳食の進めかたと、免疫力を高めるおすすめレシピについて教えてもらいます。
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《教えてくれた人》
一回食から二回食、そして三回食と、少しずつステップアップしていく離乳食。
ドロドロのおかゆから、すこし食べ応えのあるものが咀嚼できるようになってきて、我が子の食事の様子を見ながら一歩ずつ進めていると思いますが、そんなときにも子どもの体調不良は突然やってきます。
体調が優れないときに気をつけることは、子どもも大人も同じ。
まずは、水分をしっかりと摂ることが最重要です。
子どもは、飲みやすいもの、飲みたがるものを与えれば大丈夫です。
お茶や水をあまり飲めないのであれば、薄めたジュースなどでもいいのでしっかり水分を摂ったほうが安心です。
子ども向けの経口補水液もありますが、味を好まない場合は果汁などで少し味を付けてあげると飲みやすくなるかもしれません。
水分不足が心配な場合はそうしたものも活用して、とにかくこまめな水分補給を心がけ、脱水症状に気をつけましょう。
ただ、下痢や嘔吐がひどい場合は水分の摂り方に注意が必要です。水分補給についても、主治医の指示に従ってください。
体調を崩しているときは、胃や腸が弱っています。
消化のいい食材を選ぶようにしてあげることが大切です。
離乳食は、初期なら体調が戻るまで一旦お休みして構いません。
中期以降も、離乳食をどんどん進めていくのは一旦ストップして、食べ物の大きさや形状を「ひとつ前の段階」に戻してみると良いでしょう。
いつも食べているものより、少し柔らかい離乳食にしてあげることで、消化を助けてくれます。
アレルギー症状が心配な卵や牛乳は一旦お休みして、おかゆやうどんなどの消化に良いものから与え、体調が回復してきたら、豆腐や白身魚、鶏ささみなどのたんぱく質も少量ずつ食べさせていくと良いでしょう。
整腸作用のあるにんじんやりんごを、普段より柔らかく煮て食べさせてあげるのもおすすめです。喉越しを良くするためにとろみをつけてあげると、赤ちゃんも食べやすくなります。
体調が少しずつ回復してきて食欲が戻ってきたら、ビタミンAやビタミンCを積極的に摂っていきましょう。
緑黄色野菜や果物は、ウイルスへの抵抗力を高めてくれると言われています。
トロトロに煮たかぼちゃやにんじん、ほうれん草などをポタージュ状にしてあげるのもおすすめです。
体調を崩しているとき、胃腸が弱っているときに避けたほうがいいのは、繊維質なもの(きのこ類や芋類)、脂っぽいもの、そして柑橘類です。
無理に与えようとせず、回復してからにしてくださいね。
離乳食期の赤ちゃんにも取り分けられて、家族みんなで食べることができるミネストローネをご紹介します。
玉ねぎやにんじん、じゃがいも、かぼちゃ、きのこなど、いろいろな野菜を使って具沢山スープを作りましょう。
善玉菌を活性化する効果が期待できる「大豆」も一緒に入れて、風邪が流行する季節を免疫力UPで乗り切る、冬の定番メニューにしてみてくださいね。
味付けは、コンソメを入れて洋風に仕上げるのも良いですが、白味噌で和風ミネストローネにするのもおすすめ。
トマトジュースと白味噌で、離乳食期の取り分けメニューとしても覚えておくと良いと思います。
ぜひ試してみてくださいね。
わたしたちは、子ども家具メーカー「yamatoya」です。
子ども家具をつくってきた歴史は、
子育て情報蓄積の歴史でもあります。
リアルな体験や役立つお話を
全国の子育て世代のみなさんと
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