#絵本

きょうのえほんがかり vol.3「日本の夏を楽しむ絵本」

2024.07.10

自宅の「わたげBUNKO」にたくさんの絵本を蔵し、絵本をキーワードにさまざまな活動を展開する「えほんがかり」のまこさん。

このシリーズ「きょうのえほんがかり」では、いろいろな絵本を知るまこさんに、テーマに合わせたおすすめの絵本をご紹介いただきます。

 

えほんがかり まこ さん
「えほん つながる ことば いのち」をテーマに、絵本の楽しさや奥深さを発信。“えほんがすきなおとな”、「えほんがかり」として活動する。絵本の読み聞かせなどの活動のほか、その域にとどまらない自由な発想とフットワークで、あらゆる絵本コミュニケーションを独自で展開する。岐阜県海津市の家庭文庫「わたげBUNKO」の公開・交流、絵本を持ち寄る楽しい朝活「えほんモーニング」、さらに「えほんや 折りをり」としてマルシェ等で絵本の販売も手がける。NPO法人「絵本で子育て」センター絵本講師。岐阜県在住。二児の母。

 

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梅雨に入り、ジメジメとしたお天気が続いていますね。
この雨の時季を存分に楽しんだら、いよいよ本格的な夏の到来です!

今回は、そんな夏にピッタリな4冊+1冊をご紹介します。

 

きょうのおしながき

『あついあつい』

『かみなりどんがやってきた』

『うれしいぼんおどり』

『はなびド〜ン』

【番外編】
『ぷくちゃんのすてきなぱんつ』

 

 

あついあつい

『あついあつい』

垂石眞子 さく 福音館書店

 

毎年、口癖のようになっている言葉…それは、この絵本のタイトルにもなっている「あついあつい」。
気がつくと無意識に口をついて出ていて、自分でもハッとしてしまうことがあります。
今年も何度、自分の「あついあつい」を聞くことになるんだろう?と、どれだけ暑くなるのかドキドキしています。

さて、絵本の内容はというと、小さな動物が暑さに耐えきれず、自分より大きな動物の影を見つけて休みに入るところから物語がスタートします。
どんどん大きな影を探し求めて、最後に行き着いたのは…?

一緒に「あついあつい」と言いながら、最後の爽快感を味わってみてください。

 

かみなりどんがやってきた  

『かみなりどんがやってきた』

文・中川ひろたか 原案・鈴木翼  熊木たかひと
絵・あおきひろえ 世界文化社

 

夏が連れてくる嬉しくないもののひとつに、ゲリラ豪雨や台風があります。
夏の激しい雨にはかみなりを伴うことが多いので、「怖い」と感じているお子さんも多いかもしれません。

この絵本『かみなりどんがやってきた』は、お空の上でゴロゴロいっているかみなり親子のユーモアたっぷりのお話。
ママが作るおへそ料理にも注目です!
手あそびもあるので、お家の中でうたって楽しめば、かみなりの大きな音もへっちゃらになるかも!?

 

うれしいぼんおどり

『うれしいぼんおどり』

すとうあさえ ぶん 種村有希子 え
ほるぷ出版

 

最近、各地で「盆踊り」が復活してきました。
ただ、暑い日の人混みに子連れでお出かけをするのは、なかなかハードルが高かったりします。

そんな時には、絵本で読んでお祭り気分を楽しむのもオススメです。
実際にお祭りに参加する前に絵本で親しむと、追体験として、更に色濃い思い出になるかもしれません。

この『うれしいぼんおどり』をはじめとした、[はじめての行事シリーズ]は、昔から日本に伝わり残る風習や行事が、子どもたちにもわかりやすいお話にしてあります。

巻末には行事の起源や解説もあるので、大人の皆さんも、子どもたちと今一度日本の文化に触れ、先人たちの想いを知る機会にしてみるのはいかがでしょうか?
絵本を通して、古き良き日本の良さを再発見できるかもしれません。

 

はなびド〜ン

はなびド〜ン』

カズコG・ストーン さく 童心社

 

夏の風物詩といえば、やっぱり花火ですね!
こちらは、夜空に花火が上がり、花ひらく様子を色鮮やかな絵と様々なオノマトペで表現されています。目にも耳にも楽しい1冊です。

 

 

「夏」つながりで、もう一冊。
この夏、トイレトレーニングをスタートする親子さんも多いと思います。
そんなご家庭にぜひご紹介したいのが、こちらの絵本!

【番外編】ぷくちゃんのすてきなぱんつ

『ぷくちゃんのすてきなぱんつ』

ひろかわさえこ さく アリス館

 

ぷくちゃんも絵本の中でぱんつに挑戦しています!
何度も何度も失敗を繰り返して、少しずつできるようになっていく様子は、こちらも応援したくなり、またそれを見守るおかあさんの言葉がけにもホッとします。

実はこちら、私自身が息子のトイレトレーニングの時に助けてもらった1冊でもあるのです。
息子のペースに合わせることを第一に、決して必死にはなっていないつもりでしたが、この絵本に出会ったことで、自分の心が緩まる感覚があり、どこかで焦っていたのだと気がつくことができました。

もしかしたら、あまりのんびりしていられない状況の方もいるかもしれませんが、そんな時こそこの絵本を開いてみてほしいなぁと思います。

 

***

 

今回は番外編を含めて、5冊の絵本を「日本の夏を楽しむ絵本」と題してご紹介しました。

現代の日本の夏は猛暑ですが、昔から伝わる行事や習わしも、今の時代にあわせた工夫がなされて、新しい文化として根付いてきていると感じます。

一度きりしかない2024年の夏。
みなさんのまわりには、この夏どんな楽しいことが待っているでしょう?
熱中症や水の事故にも十分に注意して、素敵な夏をお過ごしくださいね。

 

information

■えほんがかりのおはなし会
月1回開催 10:30〜11:00
会場:TSUTAYA BOOK STORE カラフルタウン岐阜店(岐阜県岐阜市柳津町丸野3-3-6)
参加費無料

■はしのうえからはみだし市
7/21(日) 10:00〜14:00
会場:岐阜護国神社(岐阜市御手洗393)

 

日々の活動やイベント情報など、詳しくは公式Instagramで更新中
えほんがかり @ehongakari

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えほんがかり

まこ

「えほん つながる ことば いのち」をテーマに、絵本の楽しさや奥深さを発信。“えほんがすきなおとな”、「えほんがかり」として活動する。絵本の読み聞かせなどの活動のほか、その域にとどまらない自由な発想とフットワークで、あらゆる絵本コミュニケーションを独自で展開する。岐阜県海津市の家庭文庫「わたげBUNKO」の公開・交流、絵本を持ち寄る楽しい朝活「えほんモーニング」、さらに「えほんや 折りをり」としてマルシェ等で絵本の販売も手がける。NPO法人「絵本で子育て」センター絵本講師。岐阜県在住。二児の母。