2025.07.30

双子パパ日記 Vol.14「はじめての会話!?」

双子を育てる、パパ目線の子育て日記シリーズ。大和屋の通販担当スタッフ「やまちゃん」が、日々の育児を通して感じたこと、考えたことを綴っています。

今回は、最近、そんなふたりの間に生まれたちょっとした“変化”のお話し。赤ちゃんの成長は、小さな「気づき」の積み重ねかもしれません。双子ちゃんたちにとってお互いが、どんな存在なのか気になりますね。

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双子が見つけた、もうひとりの「自分」

あっという間に、我が家の双子も生後9ヶ月に突入しました。
寝返りも、ずり這いもお手のもの。毎日、全身で好奇心を爆発させています。

この月齢になると、表情や反応にどんどん「人間らしさ」が出てきて、見ているこちらも新しい発見の連続です。
育児をしていると、「大人にとっての当たり前は、赤ちゃんにとっての大発見なんだな」と感じる瞬間がよくあります。

たとえば、生後3ヶ月ごろのこと。
ベビーベッドに寝転びながら、自分の右手をじーっと見つめていた日がありました。

「このふわふわ動いてるの、なに?」とでも言いたげに。
そして、生後6ヶ月ごろには、自分の足に気づき、かくかくしかじか。
少しずつ世界が広がっていくのを感じています。

そんなある日、ふたりが「何か」に気づいたようでした。

 

「ふたりはふたり」だと気づいた日

先日、ふたりが腹ばいで向かい合って遊んでいたときのこと。

ひとりが「わー!」と声を出すと、もうひとりも「わー!」と返す。
その声のキャッチボールを何度も繰り返して、ふたりでゲラゲラ笑っていました。

最初は偶然かと思ったのですが、何度も何度も、うれしそうに続くやりとり。
その様子はまるで会話のようで、明らかに今までと違いました。

これまでは、お互いのことを“そこにある何か”くらいにしか認識していなかったようで、顔にのしかかってみたり、くちびるを触ったり、髪を引っ張ったり…。
正直、相手のことを“モノ扱い”しているように見えることもありました(笑)。

でも、「わー!」「わー!」と返しあうふたりは、今までとは明らかに違う。
たしかに「相手」として、存在を認識しているようでした。

もしかすると、これがふたりにとって初めての会話だったのかもしれません。

 

双子育児、「たいへん」と「たのしみ」がセットの毎日

双子育児は、やっぱり大変です。
ひとりが泣けば、もうひとりも泣き出すし、ごはんも寝かしつけも、すべてが「2倍」以上。でもそんな日々の中で、ふと思い出すのが、ある先輩ママの言葉です。

「3歳くらいになるとね、一緒に遊ぶようになって、ぐっと楽になるよー!」

この言葉を聞いてからというもの、「ふたりで遊んでる姿って、どんなだろう?」と想像するのがちょっとした楽しみになりました。
かわいいだろうな、私たちがずっと相手しなくても遊んでくれたら、めちゃくちゃ助かる…!(笑)

いまはまだ、おもちゃの貸し借りもできないふたりですが、それでもお互いの存在に気づいた今が、「一緒に遊ぶ」未来への第一歩なんだと思えました。

 

小さな「当たり前」の尊さに気づかされる

ひとりで遊びに夢中だった子が、ふと相手の存在に気づく。
我が子のそんな瞬間に立ち会えたことに、小さな感動がありました。

私たち大人にとっては、当たり前すぎることですが、この子たちにとっては、きっと大冒険のようなできごと。
そんな日々を、そんな瞬間を、そばで見守ることができるなんて、育児をしていなければ、想像もしなかった喜びです。

これからも、ふたりで笑って、泣いて、ケンカして、仲直りして。
いつかきっと、よきライバルであり、よき友だちのような関係になっていくのかな、と期待が膨らみます。

何年後になるかわかりませんが、しばらくはこの成長の日々を、ありがたく、じっくり楽しませてもらいます!

双子パパ日記 Vol.15「双子のシェア事情」

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わたしたちは、子ども家具メーカー「yamatoya」です。

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