5才の娘を育てる元教員ママで、yamatoyaアンバサダーのまーやさんに、誰もがぶつかる「イヤイヤ期」との向き合い方についてお聞きしました。
まーやさんいわく、子どもの「イヤ!」は親を困らせるためのものではなく、将来の「自分で考える力」につながる大切なサインなのだそうです。
2026.03.18
5才の娘を育てる元教員ママで、yamatoyaアンバサダーのまーやさんに、誰もがぶつかる「イヤイヤ期」との向き合い方についてお聞きしました。
まーやさんいわく、子どもの「イヤ!」は親を困らせるためのものではなく、将来の「自分で考える力」につながる大切なサインなのだそうです。
《教えてくれた人》
私は12年間、小学校教員として多くの子どもたちと向き合ってきました。現在は5才の娘を育てながら、子どもの自立や知育について発信しています。
教員時代、何百人もの子どもたちと接してきた私ですが、それでも我が子の「イヤイヤ期」には正直、手を焼きました。
子どもと接するのは慣れていると思ってはいたものの、それとはまったく別。余裕なんてこれっぽっちもなく、「えぇ!そこがまさかのイヤイヤのスイッチだったの!?」と驚くばかりでした。
「ご飯食べるよ」「いや!」
「お出かけするよ」「いや!」
「もう寝る時間だよ」「いや!」
何を言っても永遠と続く「イヤ!」の嵐。
出口が見えないトンネルの中にいるようで、悩まれているママやパパは本当に多いと思います。
今回は、そんなイヤイヤ期を少しでもラクに乗り越えるためのヒントを、前編・後編の2回に分けてお届けします。
「イヤイヤ期」は、発達心理学では「第一反抗期」と呼ばれます。
一般的に2歳前後から始まりますが、実はこれは、単なるワガママではありません。
「ママと自分は違う存在なんだ」という自覚が芽生え、「自分の力でこの世界を動かしてみたい!」という、非常に前向きな意欲の表れなのです。
実は、この時期にしっかりと自分の気持ちを外に出せた子ほど、将来「自分で考える力」がぐんぐんと伸びていく傾向にあると言われています。
そう考えると、ママの頭を悩ませていた「イヤ!」が、お子さんの成長に欠かせないステップに見えてきませんか?
とは言っても、毎日そのイヤイヤに向き合うママやパパは本当に大変です。
少しでもラクに乗り越えるコツは、「あなたの気持ち、ちゃんと届いているよ」というサインを送り続けてあげることです。
子どもはまだ自分の気持ちをうまく言語化できず、いろんな思いを「いや!」という一言に詰め込んでいます。
だからこそ、「これがしたかったんだね」「悲しかったね」と、親が気持ちを代弁してあげることを意識してみてください。
教員時代、荒れていた子がスッと落ち着く瞬間がありました。
それは「先生は分かってくれている」という安心感が伝わった時です。
たとえお子さんが叫んでいても、「そうか、イヤなんだね。教えてくれてありがとう」と、まずはその気持ちをまるごと受け止める。「ダメなものはダメ!」と正論でぶつかると、パニックはさらにヒートアップしてしまいます。
子どもは脳の発達上、まだ自分を説得することができません。
たとえば、大人の私たちだって、楽しみにしていた旅行が何らかの理由でキャンセルになったら落ち込みますよね。
でも大人なので、「飛行機が飛ばないなら仕方ない」と自分を説得することができます。
でも子どもは、それがまだ自分でできません。
親が代わりに気持ちを言葉にする「心のクッション」を挟むだけで、爆発は驚くほど穏やかになることがあります。

それでも、親だって一人の人間です。
心がポキッと折れそうな時は、見守ることさえ難しく感じますよね。とてもわかります。
そんな時に私が実践しているのが、子どもに「選ばせる」という方法です。
「靴下を履きなさい!」と言うかわりに、「クマさんの靴下と、ウサギさんの靴下、どっちにする?」と聞いてみる。
これは学校現場でもよく使う手法ですが、子どもは「自分で決めた」という満足感があると、驚くほどスムーズに動いてくれるようになります。
「親がやらせる」のではなく「子どもが選ぶ」のを待つ。
その小さなゆとりが、結果としてママやパパの心を守る盾にもなってくれます。
そうは分かってはいても、つい大きな声で叱ってしまう日もありますよね。
毎日忙しいタイムスケジュールの中で、時間に追われながら必死に育児をしているのですから、イライラするのは当たり前です。
どうか必要以上にご自身を責めないでください。
イヤイヤ期は、お子さんが一生懸命「自分」を作っている大切な時期。
その子にとって大切なのは、保護者のあなた自身の、笑顔だと私は思っています。
この嵐は、いつか必ず止みます。そしてその先には、ひと回り大きく成長したお子さんの姿が待っていますよ。
次回は、さらに具体的な声かけや、子どもが自分から動きたくなる「環境の整え方」について触れていきます。ぜひ参考にしてくださいね。
***
「イヤ!」の裏側にある成長のサイン。
元教員であり、一人の母として葛藤してきたまーやさんの言葉には、今すぐ抱きしめたくなるような温かなヒントが詰まっていました。
次回は、さらに踏み込んだ具体的な実践編をお届けします。お楽しみに!
わたしたちは、子ども家具メーカー「yamatoya」です。
子ども家具をつくってきた歴史は、
子育て情報蓄積の歴史でもあります。
リアルな体験や役立つお話を
全国の子育て世代のみなさんと
共有したいと思っています。
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