2026.01.07

赤ちゃんとの寝方はどうする?生活スタイル別・失敗しない寝室づくりのポイント

新生児期の赤ちゃんは、1日16時間以上を寝て過ごします。だからこそ、赤ちゃんを迎えるにあたり、出産準備としてしっかり考えておきたいのが「赤ちゃんの寝かせ方」。
布団で寝る? ベッドで寝る? 昼は? 夜は?
赤ちゃんを迎えた後の新しい暮らしを考えるのに、悩みはつきませんよね。

今回はさまざまな暮らし方を想定しながら、「赤ちゃんとの寝方」のパターンを複数ご紹介します。

産後の理想のお世話スタイルと「大人の寝方」を考えよう

まず最初に考えるべきポイントは、ママ・パパ自身の現在の寝方と、産後の寝る環境についてです。
「今ベッドで大人が寝ているから、赤ちゃんもベビーベッドかな」
「布団を敷いて寝ているから、ベビーベッドはいらないと思う」
など、さまざまな考え方があるかと思います。

産後すぐのママの体は、交通事故にあったのと同じといわれるほどのダメージがある中、夜中の授乳など頻繁な赤ちゃんのお世話があります。
「夫婦二人でお世話がしやすいように、同じ寝室で寝られる環境をつくる」
「交代でお世話をするために、しっかり一人で眠れる環境と、お世話がしやすい水回りの近くに寝る場所をつくる」
など、寝る環境と理想のお世話スタイルに合わせて、赤ちゃんの寝る場所をどうするかを考えましょう。

例えば、こんな考え方も。
新生児期はミルクづくりの動線を考え、キッチンに近い和室で布団を敷いて寝て、新生児期が過ぎたら家族みんなで寝られるように、寝室に寝る場所を移す、というタイプ。
パパの育休の有無や期間も加味しながら、ママの安静期である産後約一ヶ月間のシミュレーションもぜひ、考えてみてくださいね。

 

次に考えたいのは、「赤ちゃんとの寝方をどうしたいか」です。
「赤ちゃんと添い寝したい」
「一緒に寝るのは怖いから、ベビーベッドで寝かせたい」
そうした、ママやパパ自身の気持ちや、赤ちゃんをどういう環境で寝かせてお世話したいかを、夫婦で話し合って、お互いの意思を確認しておくことも大切です。

もちろん、実際にお世話が始まってみたら、思った以上に頻繁に起きてしまう、ママとパパの分担がうまくいかない、など、想定通りにいかないことも多くあると思いますが、まずはいろいろなパターンを想像しておくと、環境が整えやすくなります。

さまざまな選択肢を柔軟に考えてみましょう。

 

選択肢① 大人はベッドなら、今寝ている寝室に赤ちゃんの寝る場所を

ママ・パパが現在寝ている環境がベッドで、産後もそのままの環境で寝たい、寝室に赤ちゃんの寝る場所を作りたい場合を考えてみます。

まず、大人のベッドにそのまま赤ちゃんを寝かせるのはNGです。
大人の寝具は赤ちゃんにとって柔らかすぎるため、窒息の危険性が高まります。また大人の布団や寝がえりによる覆いかぶさり、転落なども心配です。最近では「ベッドインベッド」という大人のベッドの上に置くアイテムもありますが、使用期間は多くが赤ちゃんが寝がえりをうてるようになるまで(4~5か月目安)。大人の布団の覆いかぶさりや転落には、十分注意をしましょう。また現在寝ている大人のスペースの中に置くことになるので、大人の寝る場所が狭くなることは避けられません。ママ・パパが熟睡できるスペースが確保できるかどうかも、あわせて考えてみましょう。

安全に赤ちゃんの寝る場所を作る上でおすすめなアイテムとして、ベビーベッドがあります。ベビーベッドを置く場合、現在の寝室にベビーベッドが置けるだけのスペースがあるかどうか、しっかりと確認が必要です。家具の移動や、お世話の導線なども合わせて考えてみましょう。

ベビーベッドは一般的にレギュラーサイズ(床板120×70cm)、ミニサイズ(床板90×60cm)がありますが、最近では長く使える大きなものや、ミニサイズよりもさらにコンパクトなものもあります。
サイズ表記として赤ちゃんの寝る床板サイズで表現されることが多いベビーベッドですが、置く場所についてはベビーベッド全体の外寸を確認してくださいね。

大人がベッドで寝ている環境でも添い寝がしたい、という場合は「そいねーる」など、添い寝に対応しているベビーベッドがおすすめ。大人の寝具とは別の空間でありながら、高さを合わせ、まるでつながっているかのように添い寝することができます。ママ・パパの寝る場所は変わらず広さを確保。そして赤ちゃんは専用の寝具で安全に寝かせることができます。
夜中のお世話の頻度を考えると、添い寝はすぐ近くの手が届く場所に赤ちゃんを寝かせられ、寝かしつけがラク、授乳などお世話がラクになった、という意見も多くあるようです。

大人の寝具とフラットに添い寝ができるそいねーるAD

 

選択肢② 安全性と将来のネントレを考える

寝室にベビーベッドを置く場合でも、大人のベッドの足元側にしか置く場所が作れない、という場合もあると思います。また「一緒に寝るのは怖い」や「一人で眠れるようになって欲しい」と考える方には、しっかりと4辺囲われた、単独で使えるベビーベッドがおすすめです。

大人が起き上がり立ってお世話をする場合は、ベビーベッドの高さが高めのもののほうが、腰をかがめた時に身体へ負担がかかりにくく、お世話がしやすいです。
ハイタイプ機能のベビーベッドもありますので、どれくらいの高さがおむつ替えや抱きかかえなどのお世話がしやすそうか、イメージしてみるといいでしょう。

一方で、大人のベッドの高さが低めの寝室で、ベビーベッドの高さが高いものだと、大人が横になっているところから赤ちゃんの様子が確認できない、ということもあります。ハイタイプでも、お部屋の環境や身長に合わせて高さ調節ができると便利です。

12段階高さ調節ができるノモックWオープンハイタイプベビーベッド

 

選択肢③ 寝室にベッドが入らない!そんな時は移動も便利なコンパクトタイプ

寝室にベビーベッドを置きたいものの、レギュラーサイズはもちろん、ミニサイズも置く場所がない…。そういった環境の方もいると思います。
そんな方には、ミニサイズよりもコンパクトなサイズのベビーベッドがおすすめです。

例えば、「リビングコット ベビーベッド」であれば、床板サイズ80×46cmとミニサイズよりも約30%省スペースで置けるサイズ性。これは一般的な住宅のドア・廊下も通れるサイズなので、狭めの寝室でも、置ける可能性が高いです。寝室に置きっぱなしにすると通路がなくなってしまう、という場合も、お部屋から出して移動できるため、置く場所に融通が利かせられます。

コンパクトタイプの移動が容易なサイズ性は、昼間の赤ちゃんを寝かせる場所としても活用できるという、利便性にもつながります。家事をしている時や食事をする時など、いつも赤ちゃんをそばに寝かせておくことができます。また脱衣所などでも使うことができるので、沐浴の着換え場所としても便利です。
寝室のスペースに関係なく、「昼も夜も1台で移動して使いたい」という方にもおすすめです。

家の廊下を通れるサイズのリビングコットベビーベッド

 

選択肢④ 布団で寝る派さん向けのベッド!?赤ちゃんの成長過程に注目!

大人が布団を敷いて寝ている場合、大人の布団でそのまま添い寝を考えたり、大人の布団の横にベビー布団を敷いて寝かせようと考えている方も多いと思います。

まず、大人の布団に寝かせることは、ベッド同様、覆いかぶさりや窒息の危険性があるので避けましょう。床や畳に直接ベビー布団を敷いて寝かせることはできますが、実は床寝でもベビーベッドがあるほうがおすすめの理由が3つあります。
1つ目は、通気性。赤ちゃんは大人が想像しているよりもはるかに汗っかきで、さらにおねしょなどの水分もあります。直接床や畳に敷くよりも、ベビーベッドの床板に敷くことで床から浮かせて空気の層をつくることができ、大幅に通気性がアップします。実際に、「床で寝させていたが、ベビー布団がすぐにカビた」という事例もありますので、そういったことを緩和することができます。
※ベビーベッドでも使わない時は、敷き布団をこまめに干すことをおすすめします。

2つ目はホコリから赤ちゃんを守ること。一般的に床から30cmくらいまでの層には、ホコリが舞っているといわれています。それよりも高い位置に赤ちゃんを寝かせてあげることで、新生児の赤ちゃんがホコリを吸ってしまわない環境を作ることができます。

3つ目は寝がえり対策です。3~4ヶ月もすると赤ちゃんは寝がえりができるようになります。すると、布団で寝ていたはずの赤ちゃんは、寝がえりで布団をはみだしお部屋の端まで転がっていって寝ている、というお話も。風邪の心配はもちろん、お部屋の隅々にまで危険なものがないか、など対策が必要になってきます。ずりばいができるようになると、その行動範囲はさらに広がり、夜中、大人が寝ているうちに…ということも考えられます。

そういった観点からも、大人が床寝の場合でも赤ちゃんはベビーベッドがあると安心です。寝かしつけが終わった後も、赤ちゃんは安全な柵に囲われているので、安心して離れることができます。

大人が床で寝ている状態で赤ちゃんの様子が見えないと心配な場合は、ベビーベッドを低く設定して使うこともおすすめです。

「そいねーるADベビーベッド」は、布団でもマットレス直置きでもベッドでも高さを合わせることができるので、最初から布団で床寝している方はもちろん、一時的に新生児期に布団で寝て、少し大きくなったら寝室のベッドで、と寝方を変化させようと考えている方でも、どちらの環境でも高さを合わせて使うことができます。

 

安全基準は必ず確認しよう!意外と知られていないベビーベッドの安全な選び方・使い方

「赤ちゃんを寝かせられるもの」=「ベビーベッド」と思われがちですが、日本ではベビーベッドは国の特別特定製品として厳しい安全基準があり、その基準をクリアしたものしか販売できず、「ベビーベッド」と言ってはいけない法律があります。

クーファンやバウンサー、ベビーワゴンなどは「ベビーベッド」ではありません。使える期間が短かったり、寝かせていい時間に制限があったり、海外から入ってきているものは安全基準が異なったりします。それぞれ子育ての上であると便利なものですが、使い方や安全性は必ず確認をしましょう。

また、赤ちゃんがつかまり立ちをするようになったらベビーベッドを卒業しなきゃ、と思われがちですがベビーベッドの安全基準に通っているものは赤ちゃんがつかまり立ちをしたら床板の高さを下げ、柵の高さが60cm以上になるよう設計されています(※最初から60cm以上の柵の高さがあるベビーベッドもあります)。安全な設定に組み替えれば、長く使うことができます。ぜひ知っておいてくださいね。

 

考える時間をつくるために!レンタルという選択肢も。

とはいっても、赤ちゃんが生まれて来る前に、絶対にこうしよう、と決めるのはなかなか難しいもの。そんな時は、ベビーベッドを一時的にレンタルしてみる、というのもひとつの選択肢です。自分たちのスタイルに合うかどうか、まずは借りて使ってみて、心地良い方法を見つけてみてください。また、引っ越しや先々暮らす環境が変わることがわかっている場合などは、逆にレンタルのほうがおすすめかもしれません。レンタルを活用する場合、レンタル会社によってエリアが限られていたり、期間が固定されていたり、送料の負担などさまざまな設定が異なります。一見お値打ちに見えるレンタルですが、半年よりも長く使う場合は、結果購入の方が安くなる場合もありますので、いつまで使いたいか、一度シミュレーションをしてみましょう。
yamatoyaでは、サブスクのように借りる前の段階で期間を決めなくていいレンタルサービスも行っています。

ベビーベッドレンタルについて

 

また、「レンタル期間の終了後、どうしたいか?」など、いくつかのパターンを考えておくといいでしょう。
いつまで借りるかによっても異なりますが、まだまだ大人のベッドなどで寝るのは危険な月齢である可能性があること、子どもも大きくなってくるので大人と一緒に寝る環境はどんどん狭くなってくることも、考える必要があります。
yamatoyaの「そいねーるADラージベビーベッド」はそのまま6才頃までお使いいただけるサイズ性なので、レンタルを終了したタイミングで、こうした大きなタイプを購入するのも選択肢のひとつです。

 

自分たちに合った、赤ちゃんとの暮らしを

さまざまな選択肢や暮らしのパターンをご紹介してきましたが、実際には赤ちゃんが生まれて新しい生活が始まってみないとわからない、想定していたものと違った、ということも多いと思います。また赤ちゃんもどんどん成長していくので、昨日まではこうだったのに、ということもたくさん起こるでしょう。
それでも事前に選択肢を知っておくこと、想像しておくことで、「この場合はこうしよう」などと、選びやすくなるはず。
これから始まる赤ちゃんとの新しい暮らしに胸を膨らませながら、自分たちの暮らしにあった、自分たちらしい赤ちゃんとの寝方をシミュレーションしてみてくださいね。

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