2026.07.08

ベビーチェアとキッズチェアの違いって?

yamatoyaのチェアのひとつ、「キトコ キッズハイチェア」。この「キトコ」は、“自分でしっかり座れるようになった3才頃からのチェア”というコンセプトで作られたものです。

そもそも、一般的なベビーチェアと何がどう違うのでしょうか。商品開発時のお話を交えて、その違いをご紹介します。

ベビーチェアとキッズチェアの違い

yamatoyaでは「すくすくチェア」をはじめ、「マテルナ」や「アッフルソルベチェア」など多くのベビーチェアを製造・販売していますが、「キトコ キッズハイチェア」はそれらのベビーチェアとは対象年齢も見た目もちょっと違います。

使用製品:キトコ キッズハイチェア/ナチュラル、ライトブラウン

yamatoyaのベビーチェアは、赤ちゃんがお座りできるようになった(腰が据わった)7か月頃から使うことができますが、「キトコ」は3才から。
この対象年齢の違いは、赤ちゃんがチェアから落ちてしまわないようにベルトやガードのような身体保持機構がついているかどうか?の違いです。

ベビーチェアの基準(乳幼児ハイチェアのSG基準)の中に「36か月までは身体保持機構を装備して使用すること」というものがあります。つまり、3才まではガードやベルトをつけてベビーチェアを使いましょう、という決まりがあるんですね。

使用製品:すくすくチェア スリム-J /ブルーウォッシュ

「キトコ」には、ガードやベルトがついていません。ガードやベルトがなくても安全に一人でしっかりと座ることができるようになった子ども向けのチェア、いわゆる「キッズチェア」という立ち位置で誕生しました。

ベビーチェアと呼ばれる「すくすくチェア」や「アッフルソルベチェア」などは、成長に合わせてガードやベルトが取り外せるので、最初は「ベビーチェア」だった椅子も、形をかえて「キッズチェア」になっていく、ということになりますね。

使用製品:すくすくチェア スリム-J /ナチュラル、ダークブラウン

 

なぜ「3才からのダイニングチェア」が作られた?

yamatoyaの主なベビーチェアは、形を変えていくことでキッズチェアとして使い続けることができるので、3才からでも5才からでも使い始めることができます。実際に、その頃にご購入いただく方も多いです。
ではなぜ、わざわざ「3才から使えるハイチェア」が生まれたのでしょうか。

「キトコ」のはじまりは、ベビーチェアをお使いのお客さまの声でした。

「今使っているベビーチェアを、下の子におさがりで使わせたいのですが、上の子はまだ大人の椅子だと落ち着きがなくうまく座れなくて。でももう『ベビーチェア』である必要はないんですよね」

上の子はもうガードやベルトは必要ないため、それらがついている商品はいらない、ということでした。

そのほかにも、もともと対象年齢が3才までのテーブルチェアやハイローラックなどを使っていた方や、子どもが3才になる頃に引っ越しなど住宅環境が変わることになり、そのタイミングで家具を買い替えたい方などのご要望もお聞きしました。

子どもの成長過程において、3才頃というのは、できるようになることが増え、行動や暮らし、使うアイテムの変わり目としてひとつのポイントなのかもしれません。

 

大きくなっても長く大切に使えるものを

3才から使える子どもの椅子を作るにあたり、もうひとつこだわりたいポイントがありました。

3才頃に購入するということは、ベビーチェアなどを卒業し、これから大きくなって大人の椅子に座れるようになるまで長く使うということ。
過去には、「ベビーチェアのガードやベルトを外してキッズチェアにしても、独特のベビーチェアっぽさを感じる」という意見をいただいたこともありました。
子どもの頃だけ使えればいい、というよりもダイニングやリビングに、子どもの成長とともにずっとあり続ける家具として、デザインも質感も大人の家具やお部屋のインテリアに合うものでありたい、と考えました。

そして、長く大切に大人も座れる椅子となるよう、大人用に調整したときには「子ども用の椅子っぽさ」をなるべく感じさせないことにもこだわり、 「キトコ」のデザインコンセプトが固まりました。

使用製品:キトコ キッズハイチェア/ナチュラル、ライトブラウン

 

yamatoyaが作る「3才からの椅子」

子ども家具専門メーカーとして数々のベビーチェアを作ってきたyamatoyaが作るからには、子どものことをしっかり考えた椅子を作りたい。そう考え、試行錯誤を繰り返しました。

いい姿勢で座れるように、対象年齢の身長による座板と足置き板の差尺の検証はもちろん、座板の奥行きも調整できたほうがより姿勢が保てるため、奥行きの調整もできる仕様に。
また、子どもが横を向いたりせず、真っすぐ前を向いて座れるように肘かけもつけました。
座板は座り心地がよく、汚れもふきとりやすいシート仕様にしました。

使用製品:キトコ キッズハイチェア/ナチュラル

実は、現在販売している「キトコ」は2代目。
初代の「キトコ キッズダイニングチェア」から、2023年9月にリニューアルし、「キトコ キッズハイチェア」に進化しました。

コンセプトや設計思想はそのままに、よりしっかり足を付けて座れるよう、足置き板のサイズを初代から4cm大きくし、足置き板の下には「幕板」の補強をつけ強度もアップ。脚は後ろから見た時にハの字になっていて、さらに安定感が増しました。肘かけの形状から脚のラインなどスタイリッシュで、大人のインテリアに合うデザインになっています。

使用製品:キトコ キッズハイチェア/ナチュラル

カラーバリエーションも、ナチュラル、ライトブラウン、ダークブラウンの3色に加え、2026年3月にはホワイトウォッシュも加わり、ご家庭のインテリアに合わせて選んでいただける幅が広がりました。

 

3才から買うなら「キトコ」にすべき?

ベビーチェアの買い替えどきや、3才頃に子ども用の椅子が欲しくなったとき、「キトコ」にしたほうがいいの?と聞かれることも多いですが、一概にそうとも言えません。

「すくすくチェア」など、成長に合わせて長く使えるベビーチェアは愛着もわき、下の子におさがりで使うよりも、自分の椅子としてずっと使い続けることもおすすめです(その場合は下の子用にベビーチェアをご用意くださいね)。また、大きな足置き板は、ベビーチェアの魅力のひとつでもあります。
まだ下の子が小さい場合、きょうだいでおそろいにするには、やはりベビーチェアをキッズチェアに組み換えた状態でお使いいただくほうがいいでしょう。

使用製品:すくすくチェア スリム-J /ライトブラウン、ダークブラウン

「キトコ キッズハイチェア」はひとつの選択肢。こだわりのつまったキッズチェアですが、お部屋のインテリア、未来の家族構成、こだわりポイントはきっと家庭ごとに異なると思います。

yamatoyaは、さまざまなご家庭の「子どものいる暮らし」に、たくさんの選択肢をつくることで、それぞれのご家庭にあったものを提案していきたいと考えています。

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わたしたちは、子ども家具メーカー「yamatoya」です。

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